博士卒メンバーインタビュー

博士卒メンバーインタビュー
※当記事はアカリクWEBの「博士の選択」という特設ページにて掲載されたものです。
プロフィール
エンジニア Ryota
早稲田大学大学院修了。修士課程として1年間在籍後、飛び級して博士課程へ進学。博士課程3年時には助手として活躍する。博士3年目の終わりに近づき、2月頃から就職活動を始め、3月で終了、株式会社Donutsに入社する。入社後はスマートフォン向けゲームのクライアント側のエンジニアとして奔走、現在は新規のゲーム開発プロジェクトに携わっている。
この人の会社にいけばやりたいことがやれると思った
就職活動はどのように行なったのですか?
助手をしていた博士3年時後半から就職活動を開始しました。しかし就職活動といっても、「アカリクITイベント」に参加したのみで、そのままITイベントに出展していたDonutsにスカウトされトントン拍子で入社まで進みました。
Donutsの印象はいかがでしたか?
最初の印象はあまりよくなかったです(笑)。でも、そのあと直接話をして興味を持ち、選考を進める上で「ここかな」と思いました。他の企業も実は全て話したんですが、「なんか違うな」と思いまして。Donutsに乗り込んでいったら、その日に社長面接まで行って、という謎のスピード感があって、全てが終わるまで1週間くらいだったと思います。同時に他の企業も受けている中で、Donutsは判断が早く、自分が認められている感じがしましたし、熱いものを感じているうちに決まったので良かったです。
Donutsへ決めた理由を教えてください。
自分と方向性が合ってそう、と感じたことと、やりたいことをやろうとしたときに、この会社だったら合理的な正しいこと言えば社長もOKしてくれるだろうし、そのときには時間も金もくれるだろう、という印象を受けたからです。最終面接で代表の西村と話した時、「この人すごいな」、「一緒に働けたら楽しいだろうな」と思ったんですよね。これがDonutsに決めた一番の理由です。
物事をよくしていくために全力を出していくことができる会社
入社後の担当業務とDonutsの印象を教えてください。
既存ゲームの主にクライアント側のエンジニアを1年ほど行ないました。現在は新規のゲーム開発プロジェクトに携わっています。実はゲーム開発をやるとは思ってもいなかったのですが、やってみるとロジックを積み上げるのが楽しかったです。当たり前ですけど、実務的な地味な作業を延々と繰り返す部分も多いので楽しくないこともあります。ですが、本質と関係ないことは西村がいちばん嫌うのでしなくていいし、人間関係はほとんど気にしなくていい会社だな、と思います。それって結構すごいな、と。何か社内で問題が起きても、それを皆で議論して改善しようという空気があって、それをやればちゃんと評価してもらえます。物事をよくしていくために全力で自分の力を傾けられる会社だと思います。
Donutsを一言でいうと「自由」です。それが心地いいと感じています。
今後の目標は?
今行なっているの新規のゲームを絶対成功させるということです。新規のゲームをつくるということはそれ自体がけっこうチャレンジングで、誰がやっても「これ難しいんじゃないか」という面があります。僕はそれを成功させるだけで、楽しいと思っています。明らかに、「茨の道だ」と分かるんですが、楽しいですね。
今、必要とされていることに対して、どう応えるか
博士課程での就活について教えてください。
博士課程の就活はすごく困りました。新卒枠で「学部卒・大学院卒修了」て書かれていると修士想定だろうな、と思い、かといって中途ってわけでもないんです。「どこに応募したらいいんだろう?」となりました。大学側も、修士に紛れ込んでやっていいよという態度であまり分かっていない印象でした。こういう状況なのでコネクションベースの方が圧倒的に進むことが多いですね。「修士・博士」とちゃんと書いてあると安心できますね。あ、この会社は博士のこともちゃんと視野に入れてるんだな、と。
実際に入った会社に博士課程出身の人が一人もいないと、ちゃんと力が発揮できるのかどうか不安になると思いますが、その点で言うと、Donutsにはすでに博士課程出身が私を含め2人いるので、入社しやすいと思います。
ベンチャー企業への就職を考えたきっかけは何かあるんですか?
先輩の影響があります。他の友人や知り合いは通信系やゲーム系の大手でかなり研究に近い分野に就いている人がいましたが、私は博士課程の先輩がベンチャー企業を創業したことにかなり影響を受けています。自分で会社を立ち上げることは誰しも夢見ることだと思うんです。そしてそういう生き方ってあるなぁって思いました。大企業は、今安定していても30年くらいのレンジで見てたら安定しているかわからないと思っていたし、自分一人で生きていけような実力を持ちたかったので、ベンチャーを選びました。環境は厳しいし、あとで後悔するかもしれないけれど、でも実力をつけたかったので。
私がいた研究室はベンチャーっぽい雰囲気が特に強かったかもしれないです。研究室って、そういう空気があるところは多いと思うので、博士課程は意外とベンチャーも向いていると思います。自分で全部できるっていう謎の自信があれば、ですが。
大学院でされていたことが活かされていますか?
研究や今まで自分が積み上げてきたことに対して、そんなにこだわりはないし、それを活かしてどうこうっていうことにあまり関心がありません。研究は4、5年だと思うんですけど、人生の長さから考えたら、4、5年なんか全然短いじゃないですか。たぶん私は「今、必要なことに対して、どう応えるか」みたいなことしか考えていないです。
あえて、大学院で身につくことでDonutsでも必要なことがあるとすれば、放任されている状況で自ら伸びることができるということです。博士ですと、結構自由度が高いので、その先もそういう感じで積み上がってくるんだろうな、というのが見れる人は信頼できます。大前提にあるのは、ちゃんと勉強してる人で、それに加えて自分に知らないこと教えてくれるところがあると、一緒に働いていて楽しいと思います。
博士課程の就職活動は時期が不明でルートがない。
ルートがないなら自分で作るしかない。
現在博士課程で就職活動をしている人へ伝えたいことはありますか?
積極的に自分のやりたいことを考えて動いてほしいですね。そういう人間が一番求められます。過去の自分にそのまま言えることですが、もっと就職についてまじめに考えた方がいいです。そして、就職活動をするならもっと速く動いた方がいいです。まず、博士課程の就職活動は時期が不明で、ルートがない。ルートがないなら、自分で作るしかない。だからある意味チャンスかもしれなくて、修士だとまだルートがあるからそれにのっかればいいですが、博士は道がないから自分でやるしかないんです。でもそれは博士課程まで行った人にしかできないことだから、結果的にすごい成功への道なのかもしれない、って思います。
Donutsは2014から毎年博士の採用実績があります。
「たとえ1人でも自分と同じ博士がいると才能を発揮できる見通しがつくように感じられる。」(Ryota)
Donutsで博士の能力をいかしませんか?