ENTRY

社員インタビュー

共同創業者・取締役 Negishi × ジョブカン開発責任者 Hagiwara

Profile

共同創業者・取締役 Negishi

東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻 修士課程修了。
2004年4月 株式会社DeNAに新卒第一期生として入社。法務・経理・営業・マーケティング・システム部門と横断的にかかわる業務のフロー設計、業務システムの企画を担当。
2007年2月 株式会社Donutsを共同創業し、取締役に就任。

ジョブカン開発責任者 Hagiwara

IT企業にてアプリケーションエンジニア、データベースエンジニア、コンサルタントなどを経験。その後、株式会社ワークスアプリケーションズに入社し、大企業向けERPパッケージの開発責任者として既存プロダクトの拡販から新規プロダクトの立ち上げ、開発組織マネジメント、大規模顧客へのパッケージ導入に従事。
2019年5月 株式会社Donutsに入社しジョブカン開発責任者に就任。

共同創業者と開発責任者が描く、未来の開発組織に求める人材とは?

―ジョブカンを生み出した経緯

Negishiさん: ジョブカンって、「サービスとして販売するために考えたもの」ではないんですよね。

創業当時は、僕自身が従業員の勤怠管理や給与計算、会社の経理などを、Excelを使って行っていました。でも、だんだんそうしたバックオフィス業務に時間を割くのが難しくなってしまったんです。そこで、西村(代表取締役)に「なんとかならないか」って相談しました。すると彼は、当時いたアルバイトの学生に「勤怠管理ができるシステムを作ってよ」って依頼をしたんです。

こうした経緯で生まれたのが、ジョブカンです。

ですから今でもジョブカンシリーズは、『自社内にニーズがあって、僕らが第一のクライアントになれるもの』というところが一貫しています。

―ジョブカンが目指す方向性

Negishiさん: ジョブカンは導入実績社数5万社を突破し、かなりスケールしてきました。今後はこの伸びをさらに拡大していきたいと思っています。現在はまだ営業の人数が足りずに対応しきれていない部分もありますし、不足している機能もあります。そういったところをしっかりやっていけば、さらに伸ばせるだろうと思っています。具体的に考えていることもあるのですが……、まぁそれはここでは言えないので(笑)。

Hagiwaraさん: そうですね(笑)。言える範囲だと「これからも先手先手を打っていきます」ということでしょうか。

―ジョブカンの魅力

Negishiさん: まず、ベースとして『すでに5万社のクライアントがいる』というのは、かなりいい環境だと思います。僕らはこれまで、営業とマーケティングにかなり力を入れてきました。それにより、資料請求が増えすぎて対応できないという状況もあるほどです。新規のサービスを作るとか、既存のサービスをさらに伸ばすためにも、こうしたベースがしっかりあるというのは有利ですよね。

一方で、プロダクト企画や開発については、まだまだ足りていない部分があります。ここをきちんとカバーできれば、さらにサービスを伸ばしていけるだろうと思います。

Hagiwaraさんとは、入社前の面談などでもこういう話をたくさんしましたよね。

Hagiwaraさん: はい、いろいろとお話をさせていただきましたね。

私自身はもともとERPのパッケージベンダーで、大企業向けに製品を提供をしていました。そのなかで、「今の世の中が求めているのは、どれだけ早くモノを提供できるかという『スピード感』だ」と感じたんです。

ジョブカンにおいては、少数精鋭の開発部隊でしっかりスピード感を実現できているのがすごいなと思います。

ただ、先ほどのお話にあったように、今の顧客は強い営業力とマーケティングによって獲得した部分が大きいんですよね。ですから、開発体制を整えてプロダクトの強化やサービスの連携をもっと加速すれば、可能性はさらに広がるはずです。

こうした未来への可能性の大きさが、ジョブカンの一番の魅力かなと思います。

―ジョブカンの開発体制

Hagiwaraさん: 入社して一番最初に感じたことは、「人少なっ」ってことですね。(笑)。

Negishiさん: (笑)。事前に「めちゃくちゃ少ないですから!」って正直に伝えてはいたんですけどね。

Hagiwaraさん: 聞いてはいましたけど……そのうえで市場の評価や対応スピード考えると改めて「すごいな」と。「どうやってるんだろう」と思うほどでした。

実際には、「このスピード感とクオリティーは工夫を凝らしながらやることで生まれているんだな」ということが分かったわけですが。さらに可能性が広がるのではないかと思っています。

―ジョブカンエンジニアに求めるもの

Negishiさん: 技術だけを追い求めるというか、「スペシャリティを高めたい」と思っている人は、今のフェーズだとちょっと合わないと感じてしまうかもしれないですね。僕らとしてはウェルカムなんですが。

というのも、僕らのプロダクトは、それ自体を”一つの会社”として捉えるとスタートアップフェーズであることが多いんですね。そうすると、どんなに一つの技術が飛びぬけて高くても、何でもやらなきゃいけなかったり、企画的なところにも関心がないと進められなかったりします。

ですから今のフェーズだと、プロダクトにも関心がある人、エンジニアのマネジメントにも興味がある人のほうが合うのかなと思いますね。

Hagiwaraさん: 私も、いずれは”いろいろな専門家たちが集まる最強のもの作り集団”を作るのが理想ではありますが、今は『何でも屋』みたいなタイプのほうが合うだろうと思います。日々発生する課題を柔軟にスピード感を持って解決していくことが求められますし、そのためには、さまざまな知識や技術が必要になります。ですから、どんなことにもストレスなくチャレンジして前に進めるような人がいいんじゃないかなと。

Negishiさん: 大事なのは、「プロダクトを前に進めることを最重要視できるかどうか」です。自分のスペシャリティ、技術を高めるところだけに固執するのではなく、プロダクトを進めるために柔軟な対応ができる人がいいですね。

Hagiwaraさん: そうですね。もちろん技術も追求していただきたいのですが、「プロダクトとして世にリリースするときに活かすことのできる技術を追求する」っていう感覚を大事にしてほしいです。

Negishiさん: ゲームについては、『クライアントサイド』や『サーバーサイド』といった形で担当を分けています。最近は3Dなどもあるので、クライアントの中でも『シェーダー開発をする人』など、細かく分岐しているんです。

一方、ジョブカンについてはまだそこまで細かくは分かれていません。将来的にはJavaScriptの専門家とか、データベースのスペシャリストとか……、そういう人が必要になるとは思いますが。今は人数も少ないですし、プロダクトのフェーズ的にもやっぱり「そのときに必要なことを何でもやります」っていう感覚でいてくれる人のほうがいいだろうなと思いますね。

Hagiwaraさん: 具体的にどれくらい人を増やしたいかっていうイメージってありますか?

Negishiさん: 今のジョブカンって、いわゆる『確変中』で、勝敗を決める大事なタイミングだと思っています。ですから、全体の人数としては、来年までに倍にしてもいいくらいなんじゃないかなと。他社の状況とか考えると、それくらいのスピード感でやっていかなきゃいけないだろうと思っています。

このタイミングを逃すということは、『圧倒的No.1』になる機を逸しちゃうということですから。ここはなんとしても人を増やしたいと思ってます。

Hagiwaraさん: 採用レベルを落とさずに優秀な人材、同じ志を持った人を集めるっていうのはかなり難しいと思いますが、上手く進めていきたいですね。

私自身は、特に「一緒に新しい開発組織を作っていきたい人」に来ていただきたいと思っています。「自分がこうしたい」「こういうものを生み出したい、変えていきたい」っていう主体的な姿勢がある人がいいですね。

エンジニアって、作った物に対して説明責任があるというか、ちゃんと考えたことを伝える必要があると思っています。当社の行動指針にも『全員リーダー』というのがありますが、一人ひとりがそういう意識を持って考えたり行動したりしないと、今後の組織作りのなかでは足手まといになってしまうので。

あと大事なのは、「プロダクトを愛せるか」ということ。自分が作っているプロダクトに愛着があれば顧客に対してもよりいいものを提供していきたいという思いが生まれるはずですし、何か問題が起こったときも早く何とかしてあげないとと思うはずですから。

Negishiさん: 他社のCTOとも似たような話をしたことがあるんですが、「営業組織とエンジニアの組織は、力関係が対等じゃないとおかしくなる」そうなんです。今の僕らは、どちらかというと営業の力が強すぎるんですよね。そのため、エンジニアが受身にならざるを得ない状況になってしまっている、という部分もあるのかなと思います。

Hagiwaraさん: 今、開発サイドとしてプロダクトの全体戦略がきちんと描けていないんですよね。だからどうしてもニーズのある営業案件を優先せざるを得ない状況になっている……。

Negishiさん: そうです。この点に関しては、営業と対等にコミュニケーションできるようなエンジニアのリーダー的ポジションの人が長く存在しなかった……っていうのが問題だったと思います。今後はこのあたりもちゃんとバランスをとっていきたいですね。

Hagiwaraさん: さっき「受身」って話がありましたけど、「組織として受身だった」という部分もあるのかもしれませんね。ジョブカンのプロダクト作り自体が受身になっているというか。受身の組織にジョインしてくる人は、「受身であることが仕事」だと思ってしまいますし、それが仕事の流れとして定着してしまうわけです。

今、こうした部分も変えようとはしていますが、すぐに変わるものではありません。ですからまずは意識を変えるところから始めています。

Negishiさん: 僕らって今は『受託開発会社』みたいな状況なんですよね。ずっと「ジョブカンの営業チームという発注先に言われた通りのものを作る」、っていう受託開発をしつづけているわけです。だからエンジニアとしては『自分のプロダクト』になっておらず、愛着を持ちきれない部分があるのかなと。

僕らの場合、急にプロダクトが増えすぎちゃったことが原因かなと思っています。急に増えちゃって、やらなきゃいけないことが多すぎて、それをまとめられるリーダーもいなくて、だんだん受身になっちゃったんですよね。急成長したがゆえに……、です。

Hagiwaraさん: 『うれしい悲鳴』みたいなものではあるんですけどね。

本来はエンジニアも「どういう形にしたら顧客が喜ぶか」「どうしたらもっと顧客に使ってもらえるか」といったマーケティング的な部分を考えるべきだと思っています。まだ「考えるっていうことも選択肢としてあるんだよ」って伝えはじめることしかできていないんですが、これを半年ぐらい続けて、いずれ主体的に考えられるようになるといいなと。

あと、発信するっていうところに関して言うと、定期的に自慢大会というか、成果発表会みたいなものをエンジニア全員でやっていく予定です。そういった経験を通して、みんなが自然と発信できるようなマインドになればいいなと思っています。

Negishiさん: 多くのエンジニアは「自分のサービスを作りたい、自分で考えて作りたい」と望んでいるはずですし、やっぱり主体的に動けるほうが面白いんですよね。

Hagiwaraさん: はい。こうした状況から抜け出すためにも、先ほどのお話にあったような『営業と対等に会話できる製品の開発責任者』が、各サービスごとにいるといいなと思います。営業に同行して、必要と判断したらその場で必要な機能をコミットし、作るところにも責任が負えるような人ですね。

ーDonutsの環境

Negishiさん: Hagiwaraさんとは以前から、会社について「今は”ここから耐えて、もう一度浮上させるタイミング”です」という話をしていました。僕らは、最も良かったときに比べると売り上げが落ちている状況です。もう一度浮上させるタイミングなので、その力になってほしいという話をしました。

BtoBのサービスは、確実にこれからも伸びていきます。僕らも以前はゲームの売り上げが最も大きかったんですが、徐々にBtoBの割合が伸びてきています。とはいえこれは、”ゲームの売り上げが減っている”というわけではありません。ゲームの売り上げがしっかりある状態で、さらにBtoBが伸びているということです。

ですから、「目の前のことをしっかりやっていくだけで必ず浮上できる」という話をしました。

また、今後はDonutsの価値観・カルチャーもきちんと根付かせていきたいなと思っています。

西村って、意外と怠惰な人間なんですよね(笑)。「寝てても物事が進んでいくなら寝てたほうがいいじゃん」、みたいな考えを持ってる人なんです。もともと僕らは、場所や時間にとらわれずに仕事がしたいと考えていました。西村は昔、「南の島で働きたい」なんて言ってたほどですからね。「昼間は海に行けるし、それで仕事もできるなんて最高じゃん」って(笑)。

でも、今はまだそういう自由な働き方が実現できてないわけです。

その理由としては、社内で考え方のズレがあったり、そもそも自由な働き方が実現できる仕組みになってない、などがあります。だから、まずは考え方や価値観をきちんと共有しておく必要があるんじゃないかなと。

けっきょく会社って、個人の関係と同じで「合うか、合わないか」が重要だと思うんです。それを判断するためにも、会社がどう考えているのか、どういうスタンスなのかをしっかり明示する必要があります。そのうえで仕組みを作れば、もともと目指していた『自由な働き方』もきっと実現できるんじゃないかと思っています。

ーDonutsの魅力

Negishiさん: 僕らって、これまでもスタートアップフェーズの事業は結構上手くいっていました。ただ、そこからスケールアップする、っていうところがなかなか上手くできていないんですよね。

逆に言えば、スケールアップさえ上手くできれば強いということです。ジョブカンにおいても同じで、スタートアップフェーズとしては上手くいっています。すでに5万社のクライアントがいるプロダクトのスケールアップに取り組めたり、新規サービスを出していけるという環境は面白いんじゃないでしょうか。

Hagiwaraさん: そうですね。多くの顧客がいて、さらにまだまだリードが伸びている状況で、第二創業みたいな組織を作れるっていうのは、私としては『いいとこどり』です。伸びてる事業で、人も投資でき、もっと成長させられる可能性がある環境って、めちゃくちゃ面白いですよね。そういうのを楽しめる人、一緒にやっていきたい人たちにどんどん集まってきてほしいなと思っています。

また最初の話にもありましたが、ジョブカンシリーズは自社内のニーズから生まれています。ですから、我々が最初のクライアントとして本当に必要だと感じた機能やサービスを提供している、というのも魅力の一つです。サービスの根幹が、単純に「もうかるから」とか「流行しているから」というところにないのはいいですよね。ジョブカン事業については『働く人の課題解決』っていうところに確実に寄与できるなと思っているので、すごく面白いですし、意義を感じて働けるはずです。

あと、「やりたいと思ったらそれにチャレンジできる」という環境なのはいいですね。私自身も常にチャレンジし続けようと思っています。

Negishiさん: 会社全体としては、「一緒に働く人との関係がいい」っていうのもよく聞きますね。人間関係については、定期的に行っているサーベイでも高得点が出ています。

―ジョブカンに関心のあるエンジニアの方へ

Negishiさん: ジョブカン勤怠管理をリリースした当初は、年に数件しか売れていませんでした。それが今では、毎月数百以上の企業様に導入していただけています。あの頃に比べると、もう全然違う次元に来ているわけです。

今はまた、違う次元へプロダクトを持っていけるタイミングです。そして次の世界は、エンジニアを中心に作るものだと思っています。

Hagiwaraさん: プロダクトをさらに成長させ、次のステージに進められるような人とご一緒したいですね。新しい世界を、一緒に見に行きましょう!

人材募集:私達と一緒に働きませんか?

採用情報:カルチャー:社員インタビュー

お問い合わせ