2026年の夏季賞与平均支給額、速報値は「455,515円」「ジョブカン」が夏のボーナスについて性別・年齢別・企業規模別に調査

株式会社DONUTS(東京都渋谷区、代表取締役:西村啓成)が提供するバックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」は、クラウド型給与計算システム『ジョブカン給与計算』の賞与データから2026年の夏季賞与・夏のボーナス(※)に関する実態を調査しました。
※2026年6-7月に賞与として支給されたものを夏季賞与として算出
■調査結果サマリー
・2026年の夏季賞与平均支給額は「455,515円」で、2025年の平均支給額「453,306円」から大きな変化はなかった
・男性の夏季平均支給額は「575,638円」、女性の平均支給額は「316,045円」で、男女差は過去4年で最大の「259,593円」となった
・夏季賞与平均支給額が最大値になるのは男性は50代前半、女性は40代前半
・企業規模別では「500人以上」が前年比−0.67%と微減した一方、「300〜499人」は+15.75%、「30〜99人」は+11.41%と中小規模で大きく伸び、規模間の格差は縮小した
■調査の背景
「ジョブカン」ではシリーズ累計導入社数30万社以上の利用実績データをもとに、昨今激変する日本の労働環境を紐解くための実態調査を行っております。
人材の流動化が加速するなか、優秀な人材の獲得・定着には透明性の高い評価制度が不可欠です。企業にはDE&Iの推進とともに、多様な従業員の貢献を公正に還元する持続可能な報酬戦略の設計が求められています。
そこで今回は、『ジョブカン給与計算』のデータから「夏季賞与の実態」を調査しました。性別・年齢別・企業規模別に調査を行い、賞与の男女格差、年齢ごとの賞与水準推移、企業規模による賞与額の変化などを明らかにすることで現在の労働環境が抱える課題を可視化し、ジョブカンシリーズを通じて、その是正に寄与してまいります。
■調査結果
▼2026年 夏季賞与平均支給額

調査範囲全体の夏季賞与平均支給額は、2026年の速報値で「455,515円」となり、昨年の夏季賞与平均支給額(453,306円)から、大きな変化は見られませんでした。
性別の夏季賞与平均支給額は男性が「575,638円」、女性が「316,045円」という結果となり、男女差は本調査を開始した2023年以降最大の「259,593円」となりました。
2026年春季生活闘争の第1回回答集計結果(※)によると、賃上げ率は5.26%で3年連続の5%超となっています。一方で賞与が横ばいとなっているのは、人件費総額の制約下で、原資が月例賃金へシフトしている可能性も考えられます。
※賃上げ率は3年続けて5%超に/連合の2026春季生活闘争の第1回回答集計(2026年3月27日 調査部)|労働政策研究・研修機構(JILPT):https://www.jil.go.jp/kokunai/topics/mm/20260327a.html
※夏季賞与平均支給額の男女差は2023年調査では「199,779円」、2024年調査では「182,446円」、2025年調査では「253,466円」となっています(各年6-7月に賞与として支給されたものを夏季賞与として算出)
▼2026年 年齢別 夏季賞与平均支給額

年齢別に夏季賞与平均支給額の推移を見ると、支給額が最大値になるのは50〜54歳で、平均支給額は「599,670円」となりました。50代前半までは年齢を重ねるごとに上昇傾向にあります。
65〜69歳においては、前年比+21.11%(男性は+26.57%)と突出して伸びています。支給額のピーク(50〜54歳)から60〜64歳への落ち込み幅は、2023年の−33.1%から2026年は−26.7%まで縮小しており、高年齢者の賞与水準は改善傾向にあります。
また過去4年間の推移をみると、20〜24歳が+34.5%、25〜29歳が+22.8%と大幅な上昇傾向にある一方で、55〜59歳は+4.1%にとどまっています。
▼2026年 性・年齢別 夏季賞与平均支給額

性・年齢別に夏季賞与平均支給額の推移を見ると、男性の支給額が最大値になるのは50〜54歳で「785,362円」、女性は40〜44歳で「382,903円」となり、男女差が浮き彫りになりました。
調査対象の女性の人数構成比は2023年の45.5%から2026年は45.3%とほぼ変わらないなか、男性の平均支給額は4年間で+13.59%、女性は+2.95%と伸びに差がつきました。
▼2026年 企業規模別 夏季賞与平均支給額

企業規模別に夏季賞与平均支給額の推移を見ると、「500人以上」規模の企業の夏季賞与平均支給額は前年比−0.67%で「596,810円」と微減しているものの、「1〜29人」規模の企業の支給額は前年比+4.59%で「427,709円」、「30〜99人」規模では+11.41%で「461,829円」、「100〜299人」規模では+10.67%で「474,302円」、「300〜499人」規模では+15.75%で「518,654円」となりました。
「500人以上」規模と「1〜29人」規模の平均差は、2025年の1.5倍(※)から2026年は1.4倍へ縮小しています。
※【2025年夏季賞与調査】平均支給額は453,306円、男女差は25万円超/賞与のピーク年齢は女性が男性より15年早い傾向(2025年8月20日掲載):https://all.jobcan.ne.jp/info/press/9170/
■総括
株式会社DONUTS ジョブカン事業部長 石山瑞樹のコメント

今回の調査では全体平均は横ばいでしたが、企業規模別に見ると500人未満の全階層で賞与が増加し、大企業との差は1.5倍から1.4倍に縮小するなど、賃上げの中小企業への波及がうかがえます。また過去4年で20代・60代の賞与水準が改善傾向にあり、初任給引き上げ競争や高年齢者雇用安定法改正の影響も見られます。
一方、男女差は過去最大の25.9万円に拡大しており、賞与が基本給・評価と連動する分、月例賃金以上に格差が増幅されやすい構造がうかがえます。今後は性別にとらわれない公正な評価制度の整備と、中長期的なキャリア開発支援が一層重要になると考えられます。
私たち「ジョブカン」は、今後もデータを通じて有益な情報を提供し、企業の成長と働きがいのある社会の実現に貢献してまいります。
■調査概要
・調査対象 : 『ジョブカン給与計算』利用企業のうち、賞与を支給している企業
・調査内容 : 夏季賞与に関する実態調査
・調査方法 : 『ジョブカン給与計算』の利用実績データを一部抽出(※)
・抽出日 : 2026年8月3日(月)
・調査期間 : 2026年6-7月
※抽出日時点で賞与データが確定済の情報から一部抽出した100,000件以上のデータを、個人や企業が特定できない形で集計・分析
※年齢別・性別・各年代の細かな支給額について詳細をご覧になりたい場合はご連絡ください
■『ジョブカン給与計算』について
『ジョブカン給与計算』は自動で給与・賞与の計算と関連帳票の出力が可能なクラウド型の給与計算システムです。「計算式を活用した支給・控除項目設定」「保険料・税の自動計算」「Web給与明細」「振込用FBデータ出力」「月変や賃金台帳などの書類自動作成機能」といった給与計算業務に必要不可欠な機能を盛り込んでいます。
ジョブカンシリーズの『勤怠管理』や『労務HR』と合わせて活用いただくと日々の業務をより効率的に行うことができます。
公式サイト:https://payroll.jobcan.ne.jp/
■バックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」について
ジョブカンシリーズは、勤怠管理を始めとし、経費精算・ワークフロー・採用管理・労務HR・給与計算・会計・見積/請求書・BPOの9サービスからなる、バックオフィス業務を効率化するクラウド型ERPシステムです。企業の創業期から成熟期まであらゆるステージ・規模に対応しており、累計導入実績は30万社を突破しました。法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」が発表した「ITトレンド年間ランキング2025※」において、「勤怠管理・就業管理」部門、「ワークフロー」部門、「採用管理・選考管理システム」部門、「給与計算システム」部門など計11部門で第1位に選ばれています。
公式サイト:https://all.jobcan.ne.jp/
※2025年にITトレンドの各カテゴリーでユーザーから最も支持された製品を発表。2025年1月1日〜11月30日までの資料請求数をもとに集計しています。
■株式会社DONUTSについて
クラウドサービス事業「ジョブカン」、「単車の虎」などのゲーム事業、動画・ライブ配信事業「ミクチャ」、医療事業「CLIUS(クリアス)」、『Ray』『Zipper』などの出版メディア事業の5領域を主軸としたWeb中心のサービスを展開しつつ、新たな事業にも挑戦を続けています。
「10年・20年先にも価値を残せるサービスやコンテンツ」をテーマに事業領域に制限はなく、高い自己資本比率ならではのスピード感でさまざまな可能性を追求しています。
所在地 : 東京都渋谷区代々木2-2-1 小田急サザンタワー8階
代表者 : 代表取締役 西村啓成
設立 : 2007年2月5日
事業内容 : クラウドサービス事業、ゲーム事業、動画・ライブ配信事業、医療事業、出版メディア事業
企業サイト : https://www.donuts.ne.jp/